ゲーミングPC

ノートゲーミングPCのメリットとデメリット

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世間のノートゲーミングPC論争も穏やかになってきたところで、メリットとデメリットについて公正な目でお話していきたいと思います。

スペック信者(スペックが良いほど良い!)や価格信者(安ければ安いほど良い!)にとって、ノートゲーミングPCは、

スペックが低いくせに、価格が高い!

ということで、叩きたくてしょうがない対象だったんですね。特にBTOショップに対する目がとても厳しかったように感じます。「低スペックなのに高い!ぼったくりだ!」くらいの気持ちだったんでしょう。

参考記事(他サイト)→http://www.moxbit.com/2013/03/no-gaming-book-5-reason.html

上記の記事が2013年3月の記事で、「ノートゲーミングPC」とGoogleで検索すると6位です。情報の価値はまだまだ伸びしろがありますねぇ(笑)現在2018年6月、すでに5年前の情報です。

 

5年前から認知され始めたゲーミングノートPCですが、現在は大きく状況が変わってきています。

薄い筐体にグラフィックボードを搭載し、ハイスペックCPUの排熱まで考慮されたものを発売するに至るまでに、どれだけ苦い思いをしたか想像してみてください

その甲斐あってか、現状ノートゲーミングPCの売り上げは好調のようで種類も増えております。microsoftのHPをのぞいてみると、なんとゲーミングPCの項目が増え、さらに他者メーカーの製品が検索でずらーっと並ぶ状況。ゲーム業界だけではなく、PCメーカー業界も垣根が取り払われて、協力体制が出来上がってきています。すごいですね。

microsoftまでがsurface book2というゲームができるノートPCを発売に至っており、重さ1.5Kg、厚さ1.3cm-2.3cmということで、「ゲーミングノートPCは重くて厚くて持ち運べない」というのは完全に過去の話になったということがわかります。熱も40度程度止まります。

 

さて、ここからは新しい情報でゲーミングPCのメリットとデメリットがどのように変わったか見ていきたいと思います。以下の項目を中心にお話していきます。

  • コストパフォーマンス
  • 排熱処理
  • 厚さと重さ
  • 拡張性
  • 故障やパーツ交換の費用

 

コストパフォーマンスはほぼ変わらなくなっている

例えばグラフィックボードがGTX1060 6GB、それに対応するCPUを搭載してデスクトップのゲーミングPCを組んだ場合、160000円くらいが妥当です。メモリは16GBとしましょう。

これに120Hzのモニターを購入し、キーボードを付けたらだいたい20万円弱になると思います。以下参考にしてください。

PUBG推奨スペックPCを制作する場合の予算

 

このスペックでノートゲーミングPCを購入したらおいくらになりますでしょうか、ということで、ちと他社さんなんですが情報を拝借します(笑)

ドスパラのゲーミングノートPC

メモリを16GBにしたところお値段199,994円ということで、ちょうど20万円です。デスクトップのゲーミングPCとコストは同じということです。

モニターが小さいという部分だけがデメリットですね。

 

ちなみにCPUですが、私が作ったPUBG推奨スペックのCore i5-8500のpassmark(スペックの指標)が12091。ドスパラのノートに搭載されているCore i7-8750Hのpassmarkが12543ということでほぼ同等のスペックです。はっきり言ってどのパーツのスペックも同じレベル。で、価格はほぼ一緒なんですね。

 

コストパフォーマンスについては私も驚きました^^;

ほぼ変わらない値段でゲーミングノートPCが買える時代になったんですね。

 

排熱処理の問題もクリアできている

上記のようなGTX1060搭載のグレードの場合、熱は40度程度までしか上がりません。

micorsoftのsurface book2に関しては厚さ1.3cm-2.3cmという薄さで40度。膝の上においても「あったかいねぇ」くらいなもんです。

真夏、真昼の炎天下の公園で直射日光を浴びながらゲームをしたら、もしかしたら壊れるかもしれないですが、それはデスクトップPCでも同じことでしょう(笑)

 

というわけで排熱の問題はクリアできています。

 

まだでかくて重い。でもどんどん軽く小さくなっている

surface book2が厚さ最大2.3cmということで、厚いと感じる方は少ないでしょう。一番薄い部分に至っては1.3cmです。問題なしです。

重さは1.5kgということで、はっきり言ってこれより重いノートを使っている方も多いはず。軽量とは言えませんが、普通のノートPCの重さです。これにグラフィックボードが入っていると思うと何だか不思議ですね(笑)

 

surface book2はデザインまで考慮して作られたものですが、一般的なゲーミングノートPCはこれよりもやや持ち運びが大変です。

厚さは3cm程度、重さは2Kgを越えるものがほとんどでしょう。ここまでくると、少々重いしでかいという感じが出てきます。

2Kgというのは、カバンに2Lのアクエリアス入れてるのと一緒です。重いでしょ?(笑)

 

しかし、考え方次第です。これはゲーミングPCがさらに重かった時代から変わらないのですが、デスクトップPCをリュックにいれて持ち運ぶ人はいないわけです。

重かろうがでかかろうが、「持ち運べる」というメリットは消えないのです。自宅以外でゲーミングPCを使えるようにしたい人にとって、それができるという事実は変わらない。デスクトップではできない。そこにメリットがあります。

逆に考えれば「家でゲームができない人」にとって、とてもありがたいデバイスであることは確実です。

今後どんどん軽くなってくると思いますが、現状ある程度重くても「家でゲームができない人」にとってはメリット以上に、必要なものです。

 

とりあえず、まぁ軽くなってきているということは確実なので、また5年もすれば状況は変わってくるでしょう。ほとんどのゲームがノートゲーミングPCでできるようになったら、こんどは「デスクトップPC使う理由ってなに?ノート買ってモニターに繋げばいいじゃん?」とか言う時代が来るんでしょう。

 

拡張性と故障の対応は難しい

ノートPCはデスクトップPCを小さくしたものです。小さくすればするほど、素人ではどうにもならない問題がたくさん出てきます。また、組み立ても難しくなります。

つまり、拡張性や故障の対応はどんどん難しくなることは確実です。

ここまでにお話したように、ゲーミングノートPCはどんどん小さくなってきており、軽くもなっています。それとは逆に修理やパーツの交換や拡張が、素人では完全に無理な領域に入ってきています。この点は完全にデメリットですね。

 

ここ数年CPUの性能の向上はあまり見られておらず、第8世代でやっと大きな変化がありました。ここからまた長い時間大きな変化がない期間に入っていくと思います。

こうなってくると性能の向上よりも、小型化に力が入ってくるのは自然な流れでしょう。

 

デスクトップPCの方のパーツが自作や拡張性を備えたままどんどん小型化されていくんじゃないかっていうのが予想というか、希望です。

すでにマザーボード自体が小さい規格のものが増えてきています。これに合わせてケースや電源、グラフィックボードなどの小さくなるでしょう。取り付け方にも空間がかなり大きくできてしまうのが現状なので、その辺も変わってくると思います。

あと5年もすればハイスペックなデスクトップPCがPS4くらいの大きさになるはずです。

今回はノートPCの話なのでこの辺にしておきます(笑)

 

ハイエンドなノートゲーミングPCは避けた方がいい

現状考えうる最高のスペックのゲーミングPCをノートにした場合、こんな感じになります↓

http://ascii.jp/elem/000/001/431/1431541/

 

なんだか昔よく見た、ポータブルDVDプレイヤーみたいな形してますね(笑)

やっぱり、どこまで行ってもノートPCの利点は持ち運びができることです。スペックではありません。ゲーミングノートPCの利点は「外でゲーミングPCでゲームができること」です。

最高スペックで超快適にプレイできることよりも、持ち運べることにメリットがあります

ハイエンドだとどうしても重くて分厚い、運びづらいものになってしまいますので、ミドルスペックを狙うのが良いです。

 

対戦型のFPSやTPSだとスペックが低いことは不利になりますので向いていませんが、1人プレイや協力型のゲームであればそこまでハイエンドなスペックは必要ありません

ノートゲーミングPCは持ち運べる利点を優先して、ミドルスペックの購入をお勧めします

 

実際に、1~2年前までは異常なスペックのノートゲーミングPCが発売されることが多かったのですが、現在ではあのalianwareでさえミドルスペックに落ち着いてきています。欲しい人がいないんでしょうね(笑)

ただ、「家でゲームできないけど、外で超ハイスペックなゲーミングPCでゲームしたい!」という要望がないわけでは無いと思いますので、制作しているメーカーには頑張ってほしいとは思っています。

 

まとめ

というわけで、どんどん小さく軽くなっているゲーミングノートPCは、「家でゲームできるタイミングが少ない人」にとっては最高のデバイスです。

Googleで検索すると5年前の記事がでてきてしまうような状況ですが、現状は大きく変わっています。

軽く、小さく、熱の問題も解決されており、ミドルスペックであればコストパフォーマンスもデスクトップと全く同じという領域です。

 

残念ながらハイエンドのゲーミングノートPCは、今後も大きく重いままです。どうあがいても、ハイエンドというのは大きいのです。また、小さく軽くなるにつれて、拡張性やパーツの交換、修理などは自分では難しくなります。修理に対応できるPC屋さんもどんどん少なくなるでしょう。対応はメーカーのみというのが基本となります。

 

これらのメリットとデメリットを考慮して、ゲーミングノートPCを購入するか決めてください。持ち運んでのんびりゲームを楽しむには十分な水準まで来ています。外出先でゲーミングノートPCを持ち寄って、友達と外でゲーム楽しみましょう^^今回は以上です!

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